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大工道具-カンナ

船大工が使用しているカンナです。
建築でも使用される道具ですが、特に木造船工事でよく使用されるものを紹介します。
左からヒラガンナ、キワガンナ、ソリダイ(大)、ソリダイ(小)
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ヒラガンナは比較用に置いたものですが、そのヒラガンナも木造船では幅の狭いものを好んで使用します。

キワガンナは際を仕上げるための鉋で、刃が台の端寄りに付いています。(写真右)
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ソリダイは台が反っている鉋で、曲げ部分の入り隅(内側)を仕上げる際に使用します。(写真中と右)
大きい曲げは大きいソリダイで、小さい曲げは大きいソリダイをかけたあと小さいソリダイで仕上げます。
2008052803

このような場所に使用します。
2008052804

その他にも丸い穴を仕上げるためのマルガンナ(写真左)や、溝を仕上げるためのミゾガンナ(写真右)なども使用します。
2008052805

特殊な道具が手に入りにくくなったことや、市販のものを使いやすく調整するのに手間が掛かることなどから、古い道具も手入れや手直しを重ね使い続けており、道具のうちのいくつかは先代から、なかには先々代から受け継がれたものもあります。

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