ハタの製作
ハタ(船側面の板)を製作します。
カンジキの側面に型板をあてて型を取ります。
型板の墨をスギ板に写し
外形を加工します。
接ぎ合わせ用の釘穴を彫ります。
板をツカセで固定し、
アイバスリをします。
接ぎ合わせ面をキゴロシします。
合わせ面に接着剤を塗布し、カスガイで仮留めしたあと
フナクギを打ち込みます。
接着剤が固まったら仮留めのカスガイを外し、ミヨシとの接合部をチョウナで加工、
ミヨシ側の角度と
接合部の角度を合わせ、
カンナで仕上げます。
カンジキとの接合部も同様に加工します。
ハタはカンジキの側面に取り付くのですが、オモテの20センチほどだけカンジキの上に載せる形状にします。
この部分はノセと呼ばれます。
最後に釘穴を埋め木して
表面をカンナで仕上げて完了です。
ハタの最終的な形状は、船体に固定した後に船の幅や高さを確認して仕上げます。
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