トタテの製作
トタテ(トダテ、船尾の板)を製作します。
ボカスギの2寸板にスミダシをします。
外形を切り取ります。
トタテをチョウに合わせて確認します。
板図に描かれたトタテの角度を読み取り
トタテの角度を決め、接合部分を加工します。
1枚の板では足りなかった分を別の板から切り出し、フナクギで固定します。
仮留め時にあいたカスガイの穴を埋木で埋めます。
割れが入っている場所にはチキリを入れます。
表面をカンナで仕上げます。
仕上がったトタテとチョウの接合部のアイバスリをして接着剤を塗布し、
釘穴をあけ
フナクギを打ち込み
クギシメでクギを深く打ち込みます。
クギシメを打つときには左手でクギシメを小刻みに動かし(ジャブのよう)調子を取りながら、
カカッ ガン!
カカッ ガン!
と打ち込みます。
最後にスミイトとサシガネを使って、ねじれの有無を確認して完了です。
※中心線とスミイトと垂直に下がったサシガネとの重なりで確認している
トタテの高さは、ハタを取り付けるタイミングで決定し加工します。
チョウにミヨシとトタテが取り付いた段階でダイノセを行います。
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