レクチャー開催のお知らせ
2008年9月28日(日)午後1時より、
ヒミングアートセンター(氷見市北大町7-6)にて、
今回新造した木造伝馬船の全行程をスライドにて紹介し、
大工自らが解説を行います。
ご興味のある方は是非おこし下さい。
詳しくはこちら himmingブログ
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
|
2008年9月28日(日)午後1時より、
ヒミングアートセンター(氷見市北大町7-6)にて、
今回新造した木造伝馬船の全行程をスライドにて紹介し、
大工自らが解説を行います。
ご興味のある方は是非おこし下さい。
詳しくはこちら himmingブログ
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
|
コビル(コベリ)の製作を行います。
コビルは船がぶつかった時のための防舷材です。

材料はアテの木を使用します。
コビルは大きく曲げる必要があるため、充分乾燥させた材よりも、生の木を好んで使用します。
(乾燥した木を使う時には湿らせてから使うこともあります)
また、曲げが多い部分に無理がかからないよう、そして材料にムダがでないよう、あらかじめ曲がった材料を使用します。

地元の山で木を確認し、切り出してもらった時の様子です。

切り出したら数日中に製材もします。


製材したらそのままコビルとして加工します。
事前にフナバリをコビルの分だけ切り欠きます。

スミダシをします。

余分なカゲ(材料のミミの部分のこと)を切り落とします。
このように端を切り落とす作業をソバすると言います。

角をマサカリで削ぎ落とし、

カンナで仕上げます。

ハタとミヨシによる角度を確認し、

コビルに写します。

ハタの角度も確認し、

コビル端部の形状を決めます。

コビルの端部を加工します。
やはり3次元的な加工は手作業になります。

カンナで仕上げます。

加工したものをオモテ側から順番に曲げながら仮留めしていきます。



ミヨシとコビルを摺り合わせします。

フナバリとコビルを摺り合わせします。

曲がった部分から順に固定していきます。

固定したらまた少しずつ曲げて仮留めしていきます。


固定します。

同様に反対側も固定します。

固定が終わったら上端を削ってハタと揃えて完了です。

| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
|
カンヌキを製作します。
カンヌキはカンザシを固定するためのものです。
材料はアテの木を使用します。

ハタにカンヌキ用の穴をあけます。

加工したカンヌキを横から挿入します。
カンヌキは片側が細くなっているため、横から挿入すると途中で留まります。

抜けないように強く打ち込みます。

余分な長さを切って完了です。

カンヌキはロープを縛るために、角を大きく落としてあります。

| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
|
バンを設置します。
バンは腰を掛けるほか、下に物を入れるために役立ちます。
(雨合羽を入れていたためか、カッパと呼ばれることもあります)

オモテのバンの大きさを決めます。

バンの受け材を加工します。

ハタに受け材用の加工をし、受け材を差し込みます。

バンのための板を加工します。

板を船体に合わせ確認します。

不足している分を加工します。

船体に合わせて確認します。

接ぎ合わせ面をキゴロシします。

接着剤を塗布しカスガイで固定します。

バンとハタを摺り合わせします。

バンをビスで固定して完了です。

同様にトモにもバンを設置します。





バンの設置後、バンの際にノミウチという作業をします。
ノミウチは檜皮をノミで打ち込む作業で、水が下に漏れることを防ぎます。

現在はノミウチの後に、止水剤を充填します。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
|
石川県を対象に、博物館で保存されている木造和船とその展示方法の調査を行いました。

特に『海と渚の博物館』には、大型の定置網船(展示では『天頭船』と表示)の展示もあり、見応えがありました。

屋外展示のため劣化は激しいですが、当時の面影は充分残っており、現存するもののほとんどない船だけに、貴重な資料です。

小高い位置に展示されたその姿は、今もなお波を越えて海原へ向かわんとしているようでした。

この『海と渚の博物館』は、内部の展示も充実しており、櫓漕ぎシミュレーターやガラス玉ペイント体験(要予約)などもありオススメです。(建物の外観もすばらしいです)

注:特別に許可を得て撮影しています
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
|