カイワタ
カイワタ(カイバタ)は船のヘリにあたる部分に取り付ける保護部材です。
主にロープや漁網が滑りやすく、また擦れて磨り減った場合に取り替えられるようにする部材です。
型をとります。
型の寸法を材料に写します。
自然な曲線になるようシナイ(細い木の棒)をしならせてスミダシをします。
材料を切りだし加工し、仕上げます。
オモテ(船首)側から順に曲げながら固定していきます。
曲げがきつい部分は、穴をあけたり切れ目を入れて、歪みを逃がしながら曲げていきます。
それでも曲がらない(あるいは曲げがきついのでねばりが欲しい)場合は、熱湯をかけて曲げていきます。
曲げる前と曲げた終わった後です。
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